乳酸菌とオリゴ糖の効果

乳酸菌とオリゴ糖を添加した食品がいろいろと出回っています。
どちらも腸の健康に役立つとことが知られていますが、その他にも共通した健康上の特徴が備わっています。
乳酸菌とオリゴ糖を一緒に摂るとどのような効果があるのでしょうか。

乳酸菌とオリゴ糖

乳酸菌

乳酸菌はぶどう糖を分解して50%以上の乳酸をつくる善玉菌の総称で、200種類以上もあり、人の腸内や発酵食品、自然界に広く存在しています。

オリゴ糖

オリゴ糖はぶどう糖などの単糖類が複数個結びついたものです。
オリゴとはギリシャ語で少ないという意味です。
特に明確な定義がなく、ふたつ以上の糖が結びついたものがオリゴ糖で、上限は通常10糖とされています。
オリゴ糖は全部で20種類程あり、動植物内や母乳にも含まれています。
また甘味料として多くの食品に添加され使用されています。

乳酸菌とオリゴ糖の効果

人の腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がうまくバランスを取りながら生存していますが、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどにより、これらの菌のバランスが崩れるとさまざまな健康上の問題が起こります。
下痢、便秘の解消は勿論、免疫力を高め、感染症を予防するためには腸内環境を整える必要があります。

乳酸菌の特徴と働き

乳酸菌は腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌を増やす働きがあります。
生きたまま腸に届き、腸内に長く留まる乳酸菌が腸内環境を整える上で大切な役割を果たします。
しかし多くの乳酸菌は酸に弱く、腸に到達する前に死滅してしまいます。
運良く腸内まで到達しても、先住菌がいる環境で長く留まるのは難しく、すぐに排出されてしまう場合も多くあります。
このため乳酸菌の効果を得るためには、継続的な摂取が必要だとされています。

オリゴ糖の効果

オリゴ糖は胃や小腸で消化されにくく、そのままの状態で腸に届きます。
オリゴ糖が直接腸内に作用する訳ではありませんが、オリゴ糖は腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエサとなることで腸内を酸性に保ち、善玉菌を増やし、腸内環境を整える役割があります。
このため、乳酸菌とオリゴ糖を一緒に摂取することにより、善玉菌を増やす効果が一層高まるのです。

乳酸菌とオリゴ糖の摂取

オリゴ糖を含む食品はバナナ、はちみつ、大豆、アスパラガス、玉ねぎ、ニンニクなどがあり、オリゴ糖配合の加工食品も市販されています。
乳酸菌が含まれているヨーグルトとオリゴ糖の甘味料を一緒に食べると、両方を同時に摂取できるのでおすすめです。

注意点として、加糖されている乳酸菌入りのヨーグルトや乳酸飲料、オリゴ糖を食べ過ぎると糖分の摂り過ぎで体重増加の原因になります。
オリゴ糖は食べ過ぎるとお腹が緩くなる可能性もあるので、注意が必要です。